実例からみる浮気調査の常務依頼! ~依存してしまう依頼者の心理と金銭感覚!?~
1年にわたる浮気調査!ストーカー並みの妻の追及が終わらない!
浮気調査の実例から見てみましょう。
依頼者は30代後半の女性で、結婚して8年が経過し、2人の小学生の子供さんがいる状態。
旦那さんは自営業をしており、父親から継いだ会社を経営しているため、財産があって収入が安定し裕福な生活をしていました。
しかし、旦那さんは仕事がヒマなときは地元の友人たちと飲み会に出たり、週末などは取引先の関係者と会うといって食事に行ったりなど、家を空けることが多くなりました。
奥さんは旦那さんの様子に不安を感じてもしかして浮気かもしれないと疑い探偵事務所に依頼します。
調査した結果、旦那さんは定期的にあるスナックに通っていることが判明。
そこのママに惚れてしまったようで、相手のアパートに宿泊したり、休みの日にはデートしていることがわかりました。
明らかな不倫相手がいたことによって、浮気調査依頼者の奥さんはかなりショックを受けましたが、証拠をもって旦那さんを問いただしました。
結果、旦那さんが謝罪し、不倫相手の女性も手切れ金を支払って念書を書いたことでこの浮気の案件は解決しました。
子供のことや財産のことなどもあり、奥さんは離婚には踏み切らなかったようですが、この浮気調査で精神的に混乱したようです。
・不倫相手の写真を見てプライドが傷ついた
探偵事務所は不倫相手との写真や映像を依頼者に見せ、証拠として提出します。
ここで相手を確認した奥さんは、その不倫相手に自分が負けたと認識し、プライドを傷つけられてしまったのです。
顔やスタイル、メイクなど、旦那さんの心をつかんだ相手に「負けた」と思ってしまいました。
・旦那さんへの愛情が束縛に変わった
不倫相手がいたことによって、これまで自分が家庭のために尽くしてきた思いが裏切られたと感じたようです。
そこで、離婚しないまでも複雑な愛情が旦那さんを束縛する方向へと変化していきました。
週末は必ず行動をチェックし、自分が家を空ける際には1時間おきに電話連絡。
こうして、奥さんの愛情は束縛になりエスカレートしていったのです。
ついに調査依存に!その莫大な料金と時間とは!?
浮気調査が終わってから数か月が経過し、奥さんは再び探偵事務所に依頼を申し込んできました。
すでに旦那さんは不倫相手だった女性とは関係を絶っています。
しかし、奥さんは不安と強い愛情、そして「またあの女に負けたくない!」という気持ちから旦那さんの行動を追跡することにしたのです。
初めは旦那さんの週末の行動や、子供たちと一緒に家を空ける日などに特定し、調査を依頼してきました。
もちろん、調査結果はシロで、旦那さんはすでに浮気はしておらず、週末は飲みに行って帰ってくるだけ。
家族がいないときでもちょっと遊びに行く程度で、浮気はしていません。
この結果をもって調査は終了となるはずでしたが、奥さんはまだまだ気持ちを整理できず、1か月ごとに調査を依頼。
週末、旦那さんが出かけると言うときは必ず電話連絡を入れて調査員を呼び、尾行させていました。
すでに調査員も10回の出動をし、奥さんに対して「もう浮気の事実は確認できません。」と告げています。
しかし、奥さんは旦那さんへの疑いを晴らすことなく、しかも探偵事務所の調査員が相談相手となって自分の味方をしてくれていると錯覚してしまったのです。
依頼というよりは調査員に対して依存している状態になっていました。
常務依頼における料金とは!?
この浮気調査は1年間にわたって続き、結果として数百万円の料金がかかっています。
浮気の証拠はないと断定しているものの、奥さんは依頼を申し込み続けて、旦那さんと元不倫相手の行動を見張っていたのです。
あくまで特例中の特例ですが、こういった依存した依頼者は大金をかけても「自分の気持ちがふっ切れるまではあきらめません。」
こうした場合は、当然ながら料金が安い探偵事務所に依頼する方が得策です。
なぜなら、1回目の調査で浮気の事実が確認でき、離婚はせず手切れ金で和解することで決着がついたからです。
それ以降は浮気の事実はないことがわかっているので、調査しても成果は得られないのです。
ただ、「旦那さんの行動に問題はない」という事実を情報として報告するだけで、奥さんからすれば成果のないことにも料金を支払っているのです。
それも視野には入らず、混乱した自分の気持ちを取り戻すために探偵を使っているだけになります。
高額な料金で浮気調査を依頼し、継続すれば、そのたびに「何も問題ない」という情報が高精度の機材によって報告されるだけです。
継続案件の場合は、ある程度結果が予測できるわけですから、料金は最安値の事務所に依頼しても問題ないのです。
ただ、事実がわからない最初の1~2回のみ高額な料金をかけても証拠をとって、それ以降の「事実が予測できるような調査」については低料金の調査でOKといえます。
女性の依頼者にありがちなパターンですが、やはり浮気の事実を目にしても離婚しない、別れないとなれば、それ以降のリスクがでてくるということです。